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声の出演
石坂浩二 増田俊樹
細谷佳正・本泉莉奈・市来光弘・三木眞一郎・白井悠介・伊藤健太郎

大ヒット御礼!

NEWS

大好評につき、シネ・ピピア上映回追加!

シネ・ピピア上映回追加!シネ・ピピア(兵庫)にて、現在上映中の「歎異抄をひらく 完全版」が大好評につき、最終日のみ追加上映が決定致しました。 2月6日(木) 19:15の回ぜひ、劇場へ足をお運びください。...

TOHOシネマズ高岡にて伊藤健太郎先生によるトークイベント決定!

2/8(土)にTOHOシネマズ高岡にて「人は、なぜ、歎異抄に魅了されるのか」の著者・伊藤健太郎先生によるトークイベントを実施いたします。世界に誇る古典の名著「歎異抄」の魅力をより深く学べるトークイベント付き上映会は必見です。TOHOシネマズ高岡では、現在〈完全版〉を上映中で、イベント当日は驚異の上映38週目を迎えます。 皆さまのご来場をお待ちしています! 当日のトークイベントの模様は、今後発売が予定されています DVD、ブレーレイに収録される可能性がございます。 あらかじめご了承ください。...

TOHOシネマズ高岡にて「歎異抄をひらく」完全版が上映決定!

この度、「歎異抄をひらく」の完全版が完成し、33週連続で上映中のTOHOシネマズ高岡にて、1月17日(金)より上映されることが決定致しました。完全版では、親鸞聖人をはじめとした登場人物たちの表情が、より柔らかく豊かになり、歎異抄の温かな世界観に深く引き込まれる仕上がりになっています!既にご覧になった方も、まだご覧になっていない方も必見の完全版です。ぜひ劇場へ足をお運びください。  ...

予告編ムービー[1分24秒]

TVCMムービー[30秒]

SPECIAL

〜歎異抄の愉しみ〜

「歎異抄をひらく」は、古典文学の歴史にその名を残す名著「歎異抄」をモチーフとした、劇場版アニメーション映画です。ここでは、この映画をより深く、たのしく観ていただける読み物を随時更新してまいります。

vol.3 作編曲家・長谷部 徹さんインタビュー

素晴らしい映画にはその世界観を支える名曲が必ず存在します。「歎異抄をひらく」も、美しく繊細なメロディーとシーンを盛り上げるBGMが渾然一体となり、素晴らしい物語が紡がれています。音楽を担当した長谷部徹さんは映画「20世紀少年」や数々のドラマ音楽を手がけた、第一線で活躍されている作曲家です。前作「なぜ生きる」でも感動的な音楽の数々を提供していただきました。今回は映画製作のキーマンのお一人でもある長谷部徹さんに音楽制作秘話や『歎異抄』についてお話を伺いました!   顔を上げて生きるような雰囲気を、この映画に込めたいと思った  ...

vol.2 脚本家・和田清人さんインタビュー

映画をごらんになった方々から「難しいといわれる『歎異抄』がとても分かりやすく、そして感動的に描かれている」という感想をたくさんお寄せいただいています。その肝となっているのが「脚本」です! 映画において脚本は、作品を評価するうえでとても重要な部分です。そこで! 「歎異抄をひらく」の素晴らしい脚本を書かれた和田清人さんに、お話を伺いました。和田さんは前作「なぜ生きる」の脚本も手がけていらっしゃいます。今作の制作エピソードや前作との違い、脚本を書き終わって改めて感じた『歎異抄』の魅力について語っていただきました。  ...

vol.1 伊藤健太郎先生・トーク付き鑑賞会イベントレポート

6/8(土)に「人は、なぜ、歎異抄に魅了されるのか」の著者・伊藤健太郎先生をお迎えして、シネマート心斎橋、イオンシネマ京都桂川、伏見ミリオン座の3館でトークイベント付き上映会が開催されました。すべての上映館で満席、立ち見となる大盛況のうちにイベントは幕をおろしました。大人気のイベントでしたので、参加できなかった方もきっと多かったことでしょう。そんなあなたのために、シネマート心斎橋で行われたイベントの模様をここでお届けしたいと思います!満席に埋まった観客の大きな拍手に迎えられ、伊藤先生がにこやかに登壇されました。...

イントロダクション

新作アニメーション映画「歎異抄をひらく」は、29週連続上映を記録したアニメ映画「なぜ生きる」シリーズの第2弾として、現在制作が進められています。鎌倉時代後期に書かれ、歴史にその名を刻む『歎異抄』は、古今東西、多くの知識人たちを魅了し続けてきました。『歎異抄』の何が、これほどまでに人々を惹きつけてやまないのか。映画「歎異抄をひらく」では、日本人の思想にも大きく影響を与えたとされるこの書物の真意が、物語の中であざやかにひもとかれていきます。

歎異抄とは

「どう生きるか」「なぜ生きるか」という身近なテーマに答えた古典が『歎異抄』です。しかも、意表を突く言葉が多いのが特徴です。その中で、最も有名なのが、「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」でしょう。なぜ、善人よりも、悪人が救われるのか。逆ではないでしょうか。この謎を解くには、「自分とは、いったい何者なのか」「何が善で、何が悪なのか」と、見つめていく必要があります。この謎を解いて、生きるヒントをつかんだ人達は『歎異抄』を絶賛しています。その声は、国内だけでなく、明治以降、フランス、ドイツ、ロシアなどに広がり、世界各国から注目されている古典が『歎異抄』なのです。

師弟愛にあふれた書

生き方に悩んでいた青年・唯円(ゆいねん)が、親鸞(しんらん)に出会い、初めて仏教を聞きます。葬式が仏教の目的ではなく、生きている人間が幸せになるための教えが仏教だと知って感動し、唯円は弟子になります。ある時は厳しく、ある時は愛情深く導かれる師匠(親鸞)の言葉を、後の世の人に正しく伝えたいと決意して、唯円が書き残したのが『歎異抄』です。唯円が名文家であったことと、会話の記録というリアル感が、躍動する文章となり、700年後の私達の心を強く引きつけるのです。